国によって違う
高速鉄道に対する考え方

インドネシアの場合

インドネシアで、首都ジャカルタから西ジャワ州バンドンをつなぐのが、インドネシア高速鉄道計画です。さらに伸ばしていくことも予定されていますが、まだまだ大きな障害を抱えている高速鉄道となってしまいました。

入札に参加したのは、日本と中国です。インドネシアでは、自国での開発ではなく、輸入による運用を採用したということになるでしょう。ここに日本が輸出を働き掛けていきましたが、一次計画を凍結します。債務の問題などもあり、凍結することになったのですが、再開直後に中国案で落札してしまうのです。この落札時点では、着工が2015年、開業が2019年とされていますが、起工式自体が2016年にずれ込んでいるため、予定はかなり遅れました。実際に2020年にずれ込むといわれているものも、これも間に合わないといわれるようになりました。

各国の高速鉄道で大きな問題となっていくのが、やはり土地買収の問題です。インドネシアでも同様の問題を抱えていますが、中国側の施工の問題も多数あるといわれています。特に、許認可に対する認識のずれが大きく影響しているといえるでしょう。中国はすぐに申請がおりますが、インドネシアは時間がかかるのです。国家プロジェクトに対する考え方の違いといえますが、この辺りの認識の違いがどんどんと遅れる要因になっているといえるでしょう。